はじめに
最近よく使うGnu Globalの導入方法を書いておきます.
ブラウザでコードを読めるのはとても便利です.
動作確認環境
- OS
- Linux Mint 14
- Gnu Global
- バージョン5.7.1
導入方法
まず,Gnu Globalをインストール.
Ubuntuなら以下のコマンドでインストールできる.
$ sudo apt-get install global
次に,TAGSファイルというものを作る.
これは,以下のコマンドで作れる.
$ gtags -v
-v オプションは途中経過を表示するオプションなので,なくてもよい.
次は,ブラウザで表示するためのHTMLとCGIを作る.
これは,以下のコマンドで作れる.
$ htags -afFnvsx
大量に指定されているオプションの意味は以下のとおり.
-a アルファベット順に並べる
-f 検索フォームを作る
-F フレームを作る
-n 行番号をつける
-s シンボルにもリンクを貼る
-v 途中経過を表示
-x xml形式で出力
ここまでで,必要なファイルの作成は完了した.
最後に,CGIを動かすためにApacheの設定を行う.
今回は,とりあえず手元のマシンで動かすための設定を書く.
解析した結果のファイルは
/home/hoge/source/HTML/
にあるものとします.以下のブログを参考に(というよりそのまま)している.
Androidでソース検索(GNU GLOBAL) 電脳羊(Android Dream)
まずapache2をインストール.
$ sudo apt-get install apache2
次に,
/etc/apache2/sites-available/default
を変更する.このファイルの変更は管理者権限が必要なので,ファイルを開くときにsudoを忘れずに.
変更箇所は2箇所.
- DocumentRootの変更.
DocumentRoot /var/www
をコメントアウト(行頭に#を追記)し,DocumentRoot /home/hoge/source/HTML
を追加. - CGIを有効にする.
以下をコメントアウト.ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/lib/cgi-bin/
<Directory "/usr/lib/cgi-bin">
AllowOverride None
Options +ExecCGI -MultiViews +SymLinksIfOwnerMatch
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
以下を追記.<Directory "/home/hoge/source/HTML/cgi-bin">
AllowOverride None
Options +ExecCGI -MultiViews +SymLinksIfOwnerMatch
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
この変更が終わったら,以下のコマンドでapache2を再起動.
$ sudo /etc/init.d/apache2 restart
その後,ブラウザで,http://localhost にアクセスすると,Globalのページが表示される.
また,左上で関数や変数の定義,参照などを検索できる.
この検索機能は,CGIでやっているので,これがうまく行かないときは,apacheの設定がうまくいってない可能性が高い.
おわりに
サーバにおいて,外から見れるようにしたいときなどは,もっとちゃんとapatchの設定をしないといけないと思います.
ですので,apacheの設定方法を調べてください.
僕もよくわからないので,誰か教えてほしい←
--
My Emacs Files At GitHub
0 件のコメント:
コメントを投稿