2014年3月11日火曜日

Mac Port のselfupdate ができなかった時のメモ


長らく放置していたMac port.
Mac OS X も Mervericks にアップデートしたし,いい加減アップデートしないとなぁ,とselfupdate しようとすると…



$ sudo port selfupdate
---> Updating MacPorts base sources using rsync
MacPorts base version 2.1.2 installed,
MacPorts base version 2.2.1 downloaded.
---> Updating the ports tree
---> MacPorts base is outdated, installing new version 2.2.1
Installing new MacPorts release in /opt/local as root:admin; permissions 0755; Tcl-Package in /Library/Tcl

Error: /opt/local/bin/port: port selfupdate failed: Error installing new MacPorts base: command execution failed


などと,エラーがでてしまった.

これの解決は,以下のページを参考(というかそのまま)にしたらできた.
macportをアップデートしようとしたらエラーになった。 - @thorikiriのてょりっき

要は,xcode のコマンドラインツールが入ってなかったらしい.
Mac OS X をMervericks にアップデートするとインストールし直さないといけないんだったっけ?
以下の通りコマンドを叩くと,ポップアップが出てきて,コマンドラインツールをインストールするか否かを聞いてくる.
OKを押せばインストールしてくれる.



$ sudo xcode-select --install


で,再度selfupdate を実行してみると…



$ sudo port selfupdate
Password:
---> Updating MacPorts base sources using rsync
MacPorts base version 2.1.2 installed,
MacPorts base version 2.2.1 downloaded.
---> Updating the ports tree
---> MacPorts base is outdated, installing new version 2.2.1
Installing new MacPorts release in /opt/local as root:admin; permissions 0755; Tcl-Package in /Library/Tcl


The ports tree has been updated. To upgrade your installed ports, you should run
port upgrade outdated
$ port version
Version: 2.2.1



とちゃんとMac port が2.2.1へアップデートされたっぽい.

余談だが,バージョンを確認するときは port --version ではないので注意.
port --version と叩くと,以下の様に怒られる.




$ port --version
Error: global does not accept --version
Usage: port
[-bcdfknopqRstuvy] [-D portdir] [-F cmdfile] action [privopts] [actionflags]
[[portname|pseudo-portname|port-url] [@version] [+-variant]... [option=value]...]...

"port help" or "man 1 port" for more information.





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2013年12月20日金曜日

岡山から離れて9ヶ月 〜岡山を離れて変わったこと,変わらなかったこと,etc〜


はじめに




この記事は大都会岡山 Advent Calendar 2013 - Adventarの20日目の記事となります.

昨日は仁志 能野さんのYOKIZO.com - 「本自炊」はじめました でした.

僕は,「本を自炊すれば部屋の荷物が少なくなっていいだろうなぁ」と思いつつ重い腰が上がらない今日このごろです.







岡山ではなにやってたの?




9ヶ月前までは,大都会岡山の国立大学である岡山大学で残念大学生をやってました.

岡山では勉強会にあちこち顔を出したり,たまに主催したりしてました.

研究室時代にはLinux カーネルの中弄って面白いことする研究をしてました.





今どこでなにやってるの?




現在は,関東の国立大学である某T大学で大学院生をやってます.

(まぁ,T大学って筑波大学なわけですが.)

つくばや東京でも,ときどき勉強会に参加してます.

研究室ではVMMを弄って面白いことをする研究をしてます.







岡山を離れて変わったこと








列車に乗るときにICカードを使うようになった




岡山にいるときはICカードなど持ってもいませんでした.

つくばに引っ越してからも,しばらくはICカードを持たずに生活してました.

ただ,東京近辺の列車は切符を買うのがあまりにも難しい!

えっ,乗り換え後の料金表が切符売り場にないんだが…? 連絡切符って言われても何円の切符買えばいいの??? という事態になります.

そんなわけで,いちいち値段調べて切符買って,なんてことしてられないのでICカードを買いました.



余談ですが,こちらではICカードはPASUMOとSUICAのどちらかが手に入ります.

ただ,どうせICカードを持つのならICOCAが良かったなぁと思います.

あの青いカモノハシのキャラ「イコちゃん」は割と好きなキャラだったので.

イコちゃん - Google Search







あれ?勉強会って懇親会が本番じゃないの?




つくばに来てから,何度か勉強会に参加することがありました.

そこでカルチャーショックだったのが「懇親会が地味」ということです.



岡山の勉強会というと,勉強会後の懇親会は結構盛大にやります.

飲み屋で懇親会して,さらに元気があればボーリングやカラオケへ,というのが割とよくありました,

また,勉強会参加者の半数以上は懇親会に参加してたと思います.

岡山の勉強会文化で育った僕は,「勉強会は懇親会が本番だ」と教わったほどです.

(もちろん,勉強会自体もちゃんとやりますよ)



しかし,関東での勉強会はどうも状況が違います.

懇親会というと飲み屋ではなく,飲食店で夕食会というのが多かったように思います.

また,あったとしても参加者も3割から多くて6割と言ったところだったと思います.

ときには,懇親会があるのかないのかよくわからないときもありました.



この文化が悪いというわけではありません.



東京の勉強会は平日夜におこなうものも少なくありません.

また,勉強会の頻度も多いです.

さらに,参加者が多いということもあります.

人が多く,頻度も多いため,内容も濃いものになっていると思います.

これは関東の勉強会の良い所だと思います.

ただ,このような状況で,毎回盛大な懇親会しようとして,勉強会本体がお座なりになったら本末転倒なわけです.

なので,関東での勉強会の懇親会が盛大でないのも自然といえば自然です.



端的にいえば,関東の勉強会は岡山の勉強会よりも,勉強会自体に注力している印象です.



一方で,岡山の勉強会の懇親会の良さは,楽しく色々は人とコミュニケーションをとることができる点だと思います.

他の技術者と交流を深めるという点で,これは非常よかったと思います.

この点は,関東の勉強会にはあまりない良さなのかなと思います.








岡山を離れても変わらなかったこと




まぁ,なんと言っても

  • 彼女できない









今後やろうと企んでいること




大都会岡山では,Web系やJVM系言語の勉強会は活発なのですが,カーネルのようなシステムソフトウェアの分野はあまり活発でないように思います.



そう思った僕は以前,「岡山でLinuxカーネルと戯れる会」という勉強会を主催しました.

第1回 は僕が主催し,第2回 は僕の後輩が主催してくれました.

ただ,3回目以降が続かず,元気がない状態です.



岡山を離れた僕ですが,やはり岡山でシステムソフトウェア分野を活発にしたいと思うわけです.

ただ,つくばから岡山まで行って勉強会の主催をするのは厳しいわけです…



そこで,Webでカーネルのソースコードリーディングを配信してみたらどうだろうと考えました.

ソフトウェアを勉強する上で,ソースコードを読むことは非常に実り多いことです.

しかし,ソースコード,特にカーネルのソースコードを読むのは結構な労力がかかります.

なので,ソースコードリーディングを配信して,見てる人からの質問に答えたり,アドバイスをもらったりしながら読めればいいなと思ったわけです.



最近研究の都合でNIC周りを勉強しないといけないので,最初はNICドライバのコードを読みたいと考えています.

年内はバタバタしそうなので,年を越して1月中にしたいと思います.







最後に




列車の切符のことや,勉強会の違いなど,思いつくままにいろいろ書いてみました.



明日はpatorashさんの番となります.



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2013年8月30日金曜日

GNU Globalで対応してない言語のコードを解析する.


はじめに




前回の記事 で紹介したGNU Globalを使ってブラウザでコードを読む方法は非常に便利.

しかし,このGNU Global,対応言語はC, C++, Yacc, Java, PHP4しかない

そう言われても,他の言語で書かれたソースコードもブラウザで読みたい時はでてくる.

というわけで,GNU GlobalでGNU Globalで対応していない言語もブラウザで読めるようにする方法をここに書いておく.




概要を一文で書いてしまうと,GNU Globalよりも多くの言語に対応し(そのかわりに機能が少ない)Ctagsを用い,TAGSファイルを生成し,これをhtagsにかける.






注意点




Ctagsを用いるので,Globalを用いて解析したのと同じように,とはいかない.

具体的には,ある関数や変数が参照されている場所の情報(Reference)は表示できない.

なぜなら,CtagsはGlobalと違い,Referenceを探す機能が存在しないからである.

また,htagsの結果表示されるhtmlも,関数や変数の定義にリンクは貼られいない.

結局,htmlで表示しても,Syntax highlightもリンクもないソースコードが表示されるだけである.




しかし,grepやdefinitionの検索には引っかかるようになるため,何も使わないよりは読みやすくなる.

対応言語の解析に比べれば,機能は多少劣るものの,同じ環境でより多くの言語のソースコードを表示できる,という点では便利である.






方法





  1. ctagsをインストール

    Linux MintやUbuntuなら以下のコマンドでインストール.




    sudo apt-get install ctags



  2. gtagsの設定ファイルのテンプレをコピー

    apt-get でGNU Globalをインストールした人は /usr/share/doc/global/examples/gtags.conf を適当なファイルにコピー.

    これを編集して,gtagsコマンドを実行するときにオプションで指定する.


  3. 設定ファイルを編集.

    ここでは,pythonのソースコードをctagsで解析するように編集.




    ctags-exuberant|Exuberant Ctags|ctags by Darren Hiebert:\
    :tc=common:\
    :suffixes=s,a,sa,asm,C,H,cpp,cxx,hxx,hpp,cc,c,h,y:\
    :extractmethod:\
    :GTAGS=/usr/local/bin/ctags-exuberant -xu %s | perl -ne '\
    if (/^operator \\S+\\s+function\\s/) { s/^operator //; }\
    ($name, $type, $no, $path, $line) = split(/[ \\t]+/, $_, 5);\
    printf(STDOUT "%-16s %4d %-16s %s", $name, $no, $path, $line);':


    のように書かれている箇所のうち,2箇所を変更する.


    1. :suffixes の右辺に py を追加.

      ここに,他の拡張子を設定すれば,その拡張子に対応する言語のソースコードも解析してくれる(はず).





    2. :GTAGS の右辺でctagsの実行ファイルのパスを指定する部分を変更.

      apt-get でインストールすると,デフォルトで書かれているパスとは異なるところにインストールされる.

      which ctags コマンドで実行ファイルのパスを確認し,指定する.








  4. gtagsの実行

    以下のようにオプションを指定し,gtagsを実行する.




    $ gtags --gtagsconf=<編集した設定ファイルのパス> --gtagslabel=ctags-exuberant


    --gtagsconf には先程編集した設定ファイルを指定する.







あとは,前回の記事 と同様にhtagsを実行して,htmlファイルを生成すればよい.









おわりに




とりあえず,非対応言語のソースコードもgtags, htagsを用いてhtmlページで表示することが可能になった.

しかし,やはり非対応言語の解析は貧弱であることは否めまい.

非対応言語が主なソースツリーを読む場合は,無理してGNU Global を使うよりも IDEを使ったほうがいいだろう.




この方法が有用なのは,主にCやJavaで書かれたソースツリーの中に少し多言語も混じってる,という場合だと思う.







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2013年8月29日木曜日

Gnu Globalを使ってブラウザでソースコードを快適に読む.


はじめに




最近よく使うGnu Globalの導入方法を書いておきます.

ブラウザでコードを読めるのはとても便利です.









動作確認環境





OS
Linux Mint 14


Gnu Global
バージョン5.7.1












導入方法




まず,Gnu Globalをインストール.

Ubuntuなら以下のコマンドでインストールできる.




$ sudo apt-get install global


次に,TAGSファイルというものを作る.

これは,以下のコマンドで作れる.




$ gtags -v


-v オプションは途中経過を表示するオプションなので,なくてもよい.




次は,ブラウザで表示するためのHTMLとCGIを作る.

これは,以下のコマンドで作れる.




$ htags -afFnvsx


大量に指定されているオプションの意味は以下のとおり.

-a アルファベット順に並べる

-f 検索フォームを作る

-F フレームを作る

-n 行番号をつける

-s シンボルにもリンクを貼る

-v 途中経過を表示

-x xml形式で出力




ここまでで,必要なファイルの作成は完了した.

最後に,CGIを動かすためにApacheの設定を行う.

今回は,とりあえず手元のマシンで動かすための設定を書く.




解析した結果のファイルは /home/hoge/source/HTML/ にあるものとします.

以下のブログを参考に(というよりそのまま)している.

Androidでソース検索(GNU GLOBAL) 電脳羊(Android Dream)




まずapache2をインストール.




$ sudo apt-get install apache2


次に, /etc/apache2/sites-available/default を変更する.

このファイルの変更は管理者権限が必要なので,ファイルを開くときにsudoを忘れずに.

変更箇所は2箇所.


  1. DocumentRootの変更.

    DocumentRoot /var/www をコメントアウト(行頭に#を追記)し, DocumentRoot /home/hoge/source/HTML を追加.


  2. CGIを有効にする.

    以下をコメントアウト.




    ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/lib/cgi-bin/
    <Directory "/usr/lib/cgi-bin">
    AllowOverride None
    Options +ExecCGI -MultiViews +SymLinksIfOwnerMatch
    Order allow,deny
    Allow from all
    </Directory>


    以下を追記.




    <Directory "/home/hoge/source/HTML/cgi-bin">
    AllowOverride None
    Options +ExecCGI -MultiViews +SymLinksIfOwnerMatch
    Order allow,deny
    Allow from all
    </Directory>








この変更が終わったら,以下のコマンドでapache2を再起動.




$ sudo /etc/init.d/apache2 restart





その後,ブラウザで,http://localhost にアクセスすると,Globalのページが表示される.

また,左上で関数や変数の定義,参照などを検索できる.

この検索機能は,CGIでやっているので,これがうまく行かないときは,apacheの設定がうまくいってない可能性が高い.









おわりに




サーバにおいて,外から見れるようにしたいときなどは,もっとちゃんとapatchの設定をしないといけないと思います.

ですので,apacheの設定方法を調べてください.

僕もよくわからないので,誰か教えてほしい←



















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2013年8月21日水曜日

ブログのデザインを変えてみました.

タイトルの通り,そして,見た通り,ブログのデザインを大幅に変えてみました.

以前は黒背景に白文字だったのですが,あれはやはり見にくいな,と思い,白背景に黒文字に変えました.

また,セクション名が大きくして,本文の色と少し変えてみました.

デザインを変えて,見やすくなれば幸いです.

これまでの記事内容などは変更しておりません.
デザインを変えただけですので,驚かないでください.

Linux の コンソール(非GUI) をEmacsのキーバインドにする.




動作確認環境




OS: Fedora 18

キーボード: 英字配列キーボード

この方法では,英字配列で,Emacsバインドになると思われる.

(日本語配列のキーボードでは試してない.)







方法




結論だけ言うと,カーネルのブートオプションに KEYTABLE=emacs を追加するだけでOK.

以下は,その具体的な設定方法を書く.







具体的な設定方法




grub2の場合は, /etc/default/grub



GRUB_CMDLINE_LINUX=""


の行を




GRUB_CMDLINE_LINUX="KEYTABLE=emacs"


に書き換えて,ターミナルから,




$ grub2-mkconfig /boot/grub/grub.cfg 


を実行すればいい.




最終的には,grub.cfgには,以下のようなエントリーが追加されればOK.

カーネルを指定する. linux から始まる行の最後に KEYTABLE=emacs が入っていればよい.



menuentry 'Linux Mint 14 MATE 64-bit, 3.5.0-27-generic (/dev/sda1)' --class linuxmint --class gnu-linux --class gnu --class os {
      recordfail
      gfxmode $linux_gfx_mode
      insmod gzio
      insmod part_msdos
      insmod ext2
      set root='hd0,msdos1'
      if [ x$feature_platform_search_hint = xy ]; then
        search --no-floppy --fs-uuid --set=root --hint-bios=hd0,msdos1 --hint-efi=hd0,msdos1 --hint-baremetal=ahci0,msdos1  <UUID>
      else
        search --no-floppy --fs-uuid --set=root <UUID>
      fi
      linux   /boot/vmlinuz-3.5.0-27-generic root=UUID=<UUID> KEYTABLE=emacs
      initrd  /boot/initrd.img-3.5.0-27-generic
}


これは,Grub(2でないもの)にも同様に使える技である.








おまけ




起動してから,emacsバインドに変えたい時は,



$ loadkeys emacs


で,簡単に変わる.

よく,keymapの圧縮ファイルを展開して,CpasLockの部分を書き換えて… みたいは方法があるが,あれよりずっと簡単.

ただし,日本語配列でEmacsバインドに変えたい場合は,やはり,keymapの圧縮ファイルを展開して…しないといけない.



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2013年8月1日木曜日

Xenを動かす


ちょっと,Xenを試したくなったので,家のマシンでXenを動かしてみた.

dom0が起動するところまでやってみた(と思う.自分でもよくわかってない.).

とりあえず,メモ書き.



構成




目指す構成は以下の通り.


  • HDDにLinux Mint(sda Grub2)


  • SSDにCentOS(sdb Grub)


  • sdaのGrub2からsdbのGrubへチェインロード


  • sdbのGrubからXenを起動




HDDに入ってるLinux Mintの環境は壊してたくないのでそっとしておく.

わざわざチェインロードしているのは,Xenの設定の時に,CentOSのカーネルの場所とgrubの設定の場所を同じにした方が面倒にならなさそうだったから.






CentOSをインストール




以下のページを参考にした.

自宅サーバーにCentOS6.3とソフトをインストール | ハーレーと趣味に生きるNEXT





  • 適当なミラーサーバからCentOSのminimalのISOをダウンロード


  • USBからブートしたいので,UnetbootinでUSBにイメージを書き込み.


  • USBに もとのISOもコピーしないといけない


  • インストール時にsdbにGrubをインストールするのを忘れないように

    (デフォだとsdc(USBメモリに書き込むようになってるので変更))









sdaのGrub2の設定




以下のページを参考にした.

linux - Boot GRUB2 to GRUB or GRUB2 on another disk - Super User


  • sdaのLinux Mintの /boot/grub/grub.cfg に追加




    menuentry "Other Disk" {
    insmod part_msdos
    set root='(hd1)'
    drivemap -s hd0 hd1
    chainloader (hd1)+1
    }


    本当は /etc/grub.d/40_custom に書き込んで, update-grub を叩くべき.

    rebootし,追加したエントリーを起動すると,sdbのGrubが起動するはず.












もしsdbのGrubでメニューが表示されなかったら




以下のページを参考にした.

asterisk Fedora - EtCetera/GRUB

もし,Grubは起動するが,プロンプトしか出ないときはとりあえず.以下のコマンドを叩いて,メニューを出す.




> configfile /grub/grub.conf


表示されたメニューから,CentOSが起動したら,一度Grubをsdbにインストールし直すと,ちゃんとメニューがでるようになる.

GrubのインストールはsdbのCentOSから以下のコマンドを叩く.




# grub-install /dev/sdb







CentOSでの設定








ネットワーク設定




/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0 を編集




onboot=no


の行を




onboot=yes


と変更.

その後,rebootすればネットワークはつながった.






xenの設定




以下のページを参考にした.

HowTos/Xen/Xen4QuickStart - CentOS Wiki




以下のコマンドでXen用のCentOS(のカーネルかな?)とXenをインストール




# yum install centos-release-xen
# yum install xen



ここまで終わったあとに, /boot/grub/grub.conf を確認.

defaultのカーネルが3.4.xxx になってれば問題ない.

もしdefaultが2.6.xxxならば,3.4.xxxのほうに変える.

その後,




# /usr/bin/grub-bootxen.sh


ちなみに,grub.confのdefaultで設定しているカーネルイメージをロードするエントリーが複数あると,このスクリプトは正常に動作しないので注意.




このスクリプトを実行した後に, /boot/grub/grub.conf を再度確認してみる.

3.4.xxx.のエントリーが以下のように変わってるはず.




title CentOS (3.4.46-8.el6.centos.alt.x86_64)
root (hd0,0)
kernel /xen.gz dom0_mem=1024M,max:1024M loglvl=all guest_loglvl=all
module /vmlinuz-3.4.46-8.el6.centos.alt.x86_64 ro root=/dev/mapper/vg_xen01-lv_root rd_LVM_LV=vg_xen01/lv_swap rd_NO_LUKS KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=uk rd_NO_MD LANG=en_GB rd_LVM_LV=vg_xen01/lv_root SYSFONT=latarcyrheb-sun16 crashkernel=auto rd_NO_DM rhgb quiet
module /initramfs-3.4.46-8.el6.centos.alt.x86_64.img


元々kernelコマンドとinitrdコマンドで読み込んでいたものがmoduleコマンドで読み込まれるようになっている.

また,kernelコマンドでは,xenのイメージ?を読み込んでいる.










動作確認




GrubからCentOS (3.4.46-8.el6.centos.alt.x8664)をブートしてみる.

ブート後,以下のコマンドを叩いてみる.




# xm --info


このコマンドを叩くと,Xenに関する情報が大量に出てくる.

もし,Xenが動作してないと,"本当にXen動いてる?"(意訳)的なメッセージが出てくる.










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